入学式は卒業式でもある

安堵のコミュニケーション

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義務教育を終え、自らの目標や進路に向けて歩み出す子供達。少年から青年へと成長する過程で、心持ちも顔つきも自然と大人びてきます。将来への門出でもある高等学校入学は「自立」に向けた「依存」からの卒業でもあります。

人間形成において、多感な成長期である高等学校時代はとても大切な時間です。親離れと子離れ。手が届く、目が届く距離ではなく、心を通わせる距離を保って、息子さんの自立していく勇姿を温かく見守って頂きたいと思います。

長きに渡り、男子生徒と向き合ってきた本学園は、思春期の男の子への接し方を十分に心得ています。何事にも父性を持って、生徒一人ひとりと向き合います。

また本学園は、中学校時代と比べて、親元を離れて過ごす機会が多くなる息子さんへの不安を緩和するため、日常的に教員と保護者とのコミュニケーションが図れる機会を設けています。最新の連絡機能を利用し、普段より意見交換と情報交換に努め、ともに協力し合って生徒の育成を目指します。

一斉連絡サービス「sigfy」THE APPEAL OF BOYS’ SCHOOLS

教員と保護者とのコミュニケーションを円滑に行うため、本学園が活用する連絡機能が「sigfy」です。

「sigfy」は、アクセスが集中する災害時などであっても遅延せず、保護者の方が普段お使いになっている連絡手段(LINE、アプリ、メール)に一斉送信ができる連絡網サービスです。

互いの理解、協調性を高める。

プリント配布や時間割り、欠席遅刻の連絡、アンケートなどがオンライン上で確認、完結できるので、重要な連絡を漏れなく保護者の方へ届けられます。

スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれからもアクセス可能で、時間と場所を問わず閲覧ができ、情報のタイムラグを最小限に抑えられます。

sigfyの安定、安全、安心のシステム環境下において、学園とご家庭、また教員と保護者の双方向コミュニケーションをよりスムーズに行うことで、時間の効率化とともに、より一層協調性を高められる環境を構築できます。

教員・保護者双方の理解を深めるためにも、本学園はsigfyのご活用を推奨しています。

生徒との信頼関係THE APPEAL OF BOYS’ SCHOOLS

保護者と教員。生徒の成長を目的とする両者にとって、信頼関係の構築は不可欠です。共感的な理解を持って、連携できる関係づくり。時間をかけ回数を重ねれば、自然と構築されるものでは決してありません。

保護者からの信頼は、直接的な関わり合いによってのみ生まれるものではなく、生徒に信用・信頼されることで、間接的に生まれるものでもあると、本学園は考えます。

生徒に対する理解を深める。

生徒への一貫性ある指導や正直で真摯な態度、そして些細な変化に気づく目を持つことを心がけ、生徒の日常の学校生活をつぶさに観察し、生徒一人ひとりに対する理解を深めること。良き理解者の存在は、それだけで大きな安堵をもたらします。

学園、教員への信頼は、生徒であるお子さんの表情を通じてこそ実感できるものだと思います。なにはなくとも、明日が待ち遠しくなるくらい楽しげな表情を見れば、多くを語る必要はありません。生徒たちの毎日の笑顔があれば、教員と保護者との信頼は自然と築かれていくものです。

信頼のコミュニケーションTHE APPEAL OF BOYS’ SCHOOLS

一人の人間として、交流を重ねる。

本学園では随時、二者・三者面談の機会を設けています。そこでは教員からの一方的なお話ではなく、学園とご家庭での生徒の様子を共有し合うことで、それぞれの役割について議論し、認識し合える対話を心がけています。普段からのsigfyでのコミュニケーションを通じて、概ねの議題・テーマを決めてから面談に望めるため、時間を有効に活用することができます。

日程の調整がつかない場合や、対面での面談が難しい場合は、zoomなどのWeb会議サービスを用いての面談も可能です。
また面談の都合がつかない保護者であっても、日常的にsigfyを通じて多岐にわたる学校生活の情報を発信しているため、面談を通さなくとも情報の共有を行えます。

加えて、本学園ではクラブ活動に所属する生徒が多く、それに伴い練習試合や公式戦に応援に来る保護者の方がたくさんいらっしゃいます。教員と保護者の対話の機会はこうした交流の中にも生まれ、何気ない会話から新しい発見があったり、ふとした言葉から解決の糸口が見つかったりと、校内で行う保護者会や二者面談とは違った開放的な環境だからこそ、生まれるアイデアもあります。

教員として保護者としてではなく、互いに一人の人間として交流を重ねるコミュニケーションの機会も、大いに活用してください。